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2017年宗桂会カレンダー完成のお知らせ
このたび宗桂会では、2017年のカレンダー「加賀象嵌名工の記憶〜加賀藩御細工所から受け継ぐもの〜」を制作いたしました。
このたびのカレンダーでは、「金沢卯辰山工芸工房」様のご協力のもと、所蔵する加賀金工名工の象嵌作品の中から、財団設立者の系譜である山川孝次の作品を含め6点を選びスポットを当てました。江戸時代から受け継ぐ、名工たちの精巧緻密で華麗な技の数々をご覧いただければ幸いです。

●賛助会員になっていただくと年2回発行の会報「宗桂会だより」とカレンダーをお送りいたしております。
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トピックス

第26期 理事会開催
●2016年10月31日(月)
●ANAクラウンプラザホテル

金沢市の山野市長、石川県立美術館の嶋崎館長、重要無形文化財保持者(人間国宝)の中川衛氏を含む理事・監事7名の出席のもと、第26期理事会を開催しました。事務局から2015年9月〜2016年8月までの事業報告を行い、出席者による協議の後、決算が承認されました。また、理事会後の交付式では甲斐理事長から、宗桂会大賞を受賞した坂井直樹氏、宗桂会努力賞を受賞した黄照津氏、野口嶺氏および加賀金工作家協会殿に助成金・奨励金が交付されました。交付式終了後には、受賞者がそれぞれ作品の解説を行い、理事、監事、評議員の方々に若手作家の活動を広く知ってもらうことができました。

KOGEIフェスタ!
●2016年10月8日(土)〜10月10日(月・祝)
●しいのき迎賓館

金沢市主催のイベント「KOGEIフェスタ!」では、加賀象嵌の実演コーナーと、体験コーナーを出展しました。実演コーナーでは、若手加賀象嵌作家の笠松加葉さん、前田真知子さんが工房を再現した特設セットで実演を披露し、普段は見ることができない緻密な作品制作の様子に、多くの方が見入っていました。
体験コーナーでは、加賀象嵌のキーホルダーづくりやピンバッジづくり等4種類の体験を用意し、3日間で57名の方に体験していただきました。若手金工作家の河野迪夫さん、黄照津さん指導のもと、参加者は4種類の体験から好きなものを選び、真鍮や銅に銀線を嵌め込み、キーホルダー等を完成させました。今回は、実演と体験を組み合わせることで、いつも以上に加賀象嵌の技法を理解していただくことが出来ました。

【実演の様子】

【体験の様子】

【しいのき迎賓館】

企画展「Decoration〜加賀象嵌の軌跡・受継がれる技〜」
●2016年9月3日(土)〜28日(水)
●石川県立伝統産業工芸館

9月3日(土)〜28日(水)の期間中、石川県立伝統産業工芸館で(公財)宗桂会の企画展を開催しました。企画展は「Decoration〜加賀象嵌の軌跡・受継がれる技〜」と題し、三代続いた加賀象嵌の名門・山川孝次家の作品をはじめ、加賀金工の名工達の作品や、金沢で活躍する若手金工作家の作品を展示しました。
展示は伝統産業工芸館1F、2Fの展示室を使用し、1Fには伝統的な金工技法に、独創性のあるデザインを組み合わせた若手金工作家の作品展示・販売を行い、2Fの展示室では、江戸時代から受け継がれる堅牢で緻密な加賀象嵌の作品を中心に、宗桂会所蔵の金工作品を展示しました。
会場では、人間国宝の作品制作過程をまとめたDVDの放映や、2日間の体験教室も開催しました。また、将来を担う若手の育成として、小学生が制作した象嵌キーホルダーの展示も行いました。来場者には加賀象嵌の装飾美とともに、その美しい作品に込められた高度な技法や、制作の難しさを知ってもらうことが出来ました。

【1F 若手金工作家による展示】

【2F 宗桂会所蔵作品展示】

【不動寺小学校 作品展示】

子ども科学教室
●2016年7月26日(火)、8月2日(火)
●宗桂会館

学校の夏休み期間に合わせ、宗桂会館において「加賀象嵌を科学しよう」と題した子ども科学教室を2種類開催しました。
内容は、加賀象嵌の着色技法に酸化や還元が利用されていることに着目し、銅板に様々な種類の調味料を浸し、色の変化を観察する「着色実験」と、金属の伸びる特質を学びながら行う「加賀象嵌キーホルダー、ペーパーウェイトづくり」です。
2回の科学教室には、小学3年生〜中学1年生までの計14名の参加がありました。参加者は、前田真知子氏や河野迪夫氏をはじめとする若手金工作家の指導のもと、科学的な切り口から加賀象嵌の技法を学びました。参加者からは「夏休みの自由研究にしたい」、「将来は加賀象嵌作家になりたい」との声もあり、有意義な体験教室になりました。

【着色実験の様子】

【加賀象嵌ペーパーウェイトづくり】

不動寺小学校 宗桂会館見学・体験教室
<会館見学>
●2016年6月17日(金)
●宗桂会館
<体験教室>
●2016年7月25日(月)
●不動寺小学校

将来を担う若い世代に加賀象嵌の魅力を知ってもらうため、地元の不動寺小学校4年生を対象とした加賀象嵌キーホルダーづくり体験を行いました。指導には、若手金工作家の前田真知子氏らがあたりました。
体験教室を開催するにあたって、生徒たちは事前学習として宗桂会館見学、人間国宝・中川衛氏の講演会に訪れ、加賀象嵌への知識を深め、作品制作への意欲を高めました。
会館見学と人間国宝・中川衛氏の講演会では、加賀象嵌の技法や、歴史を学んだ後、実際に象嵌技法の実演を見学し、中川氏の作品制作過程を収録したDVDの鑑賞を行いました。生徒たちは加賀象嵌の技法に興味を持ったようで、見学終了後も生徒から多くの質問や、「面白い!」「凄い!」といった意見が出ました。実際に作り手と触れ合い、体験することによって、加賀象嵌の持つ歴史や魅力をより深く知ってもらうことができました。

【人間国宝・中川衛氏の講話】

【実演を見学する生徒】

企画展「夏のしつらえ」開催
●2016年7月20日(水)〜8月29日(月)
●宗桂会館

宗桂会館では、宗桂会が所蔵する金工作品より、象嵌や彫りを施した「銀器」を中心に展示する企画展「夏のしつらえ」を開催しています。
加賀象嵌の名門、山川孝次家三代の作品をはじめ、加賀金工の名工たちの作品を展示。見た目も涼しげな銀器に施された、緻密で洗練された技の数々をお楽しみ下さい。

月浦工房の近況報告
月浦工房は、現在までに7名の若手金工作家が巣立ち、各自の工房等で活躍しています。2016年4月、藤田有紀さんが新たに工房生として加わり、現在の工房生は、3年目の河野迪夫さんと2名です。藤田さんは、卯辰山工芸工房を修了され、金属を使った立体作品を中心に制作しています。両名とも、公募展への出品や個展を開催するなど精力的に制作活動をされています。今後も、工房生がより良い環境で作品づくりに励めるようにサポートしていきます。

賛助会員向け体験教室
●2016年5月5日(木・祝)
●宗桂会館

ゴールデンウィーク期間中、宗桂会館において賛助会員向けの加賀象嵌体験教室を開催しました。当日は参加2度目となるご家族が参加され、若手象嵌作家の前田真知子さんの指導のもと、約90分の加賀象嵌キーホルダーづくりを行いました。今回は銀線を嵌める体験に加え、自分の好きな模様を真鍮板に彫る体験を新たに行い、さらに加賀象嵌を知っていただけたようでした。今後も賛助会員向け象嵌体験教室を開催していきますのでご参加下さい。


<北陸新幹線1周年記念イベント>
●2016年3月12日(土)、13日(日)
●金沢駅東もてなしドーム地下広場

日機装の協力のもと、「北陸新幹線金沢開業1周年記念イベント」に加賀象嵌体験ブースを出展しました。イベント会場には、加賀象嵌の他にも金箔貼や加賀友禅染めといった様々な伝統工芸体験ブースや、北陸新幹線などの鉄道ジオラマ運転体験コーナーが設けられ、多くの家族連れ、観光客で賑わっていました。今回の体験ブースでは、「象嵌新幹線キーホルダーづくり」と「象嵌ハットピンづくり」を行いました。象嵌キーホルダーづくりでは、あらかじめ新幹線がプリントされた真鍮板に、体験者の名前を刻印し、裏面に象嵌を施しました。裏面の象嵌は、「雪吊り」「梅」「花びら」の三種類の紋様を用意し、参加者は好きな紋様を選べるようにしました。象嵌ハットピンづくりも同様に、三種類の紋様を用意しました。
2日間をとおして、合計44名の方が体験されました。今回は、新幹線のイベントということもあり、親子で作品づくりを体験される方が多く、将来を担う若い世代に石川の伝統工芸加賀象嵌を知ってもらう良い機会となりました。今後も幅広い層の方々に興味をもってもらえるよう、体験、説明内容を工夫していきたいと思います。

<企画展について>
●2015年12月23日(水)〜2016年1月25日(月)
●宗桂会館

宗桂会館では新年特別企画展として、「招福‐吉祥紋様で迎えるお正月‐」と題した企画展を開催しました。今回の企画展では、古来より「縁起が良い」紋様として日本人に好まれてきた吉祥紋様をテーマにし、吉祥紋様をモチーフとした象嵌・金工作品を中心に展示しました。常設展とは一味違ったお正月らしい、おめでたい雰囲気の展示となりました。
また、今後も宗桂会館ではテーマを決めての展示を企画していますので、是非お越しください。

<おしゃれメッセ2015「かなざわクラフトマルシェ」>
●2015年10月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)
●しいのき迎賓館 しいのき緑地 石の広場

「かなざわクラフトマルシェ」に加賀象嵌体験ブースを出店しました。「かなざわクラフトマルシェ」は今年で10回目を迎える、金沢のファッションと工芸のイベント「おしゃれメッセ2015」の一環で開催されたものです。体験ブースでは、従来のストラップづくりに加え、新たにピンバッジづくりを追加しました。ピンバッジづくりでは、参加者が松葉、桜、梅の3種類の中から好きな紋様を選び、笠松加葉氏他若手金工作家の指導を受けながら、真鍮の板に銀線を嵌め込み、作品を完成させました。残念ながら、3日間をとおして天候は良くありませんでしたが、合計95名の方が参加されました。今回は県外からの観光客の方ばかりではなく、地元の方にも体験していただくことができ、石川の伝統工芸加賀象嵌の技法を、あらためて多くの方に認識・体験してもらうことができました。


<北陸デスティネーションキャンペーン>
●2015年10月3日(土)、10月4日(日)
●金沢城公園 二の丸広場「五十軒長屋」

JRグループと各地域の自治体、観光関係団体が共同で実施している観光誘致キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」に参加しました。オープニングイベントでは、石川県の加賀友禅、富山県の高岡銅器や福井県の越前漆器といった北陸三県の伝統工芸を集めた展示コーナーに、当財団も加賀象嵌の鉄製鐙「銀象嵌万字文鐙(加州住山田永元かしゅうじゅうやまだながもとの作)」を展示し、刀装具や馬具の鐙の装飾として発展してきた加賀象嵌の歴史と技法を、多くの方に紹介することができました。





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