2010年のトピックス

「加賀象嵌の小宇宙」開催
●2010年12月8日〜26日
●しいのき迎賓館

 2010年の締めくくりとして、12月8日より「加賀象嵌の小宇宙」を開催。会場は、石川県政の歴史を刻んできた旧県庁をリニューアルした「しいのき迎賓館」で、藩政時代、武士の刀装金具類や鐙などの製造に必須の技術であった加賀象嵌の始まりから、人間国宝を生み出した今日まで、数々の作品を通しその魅力にふれてもらいます。
■主催 財団法人宗桂会
■共催 しいのき迎賓館
■後援 金沢市・北國新聞社・テレビ金沢・北陸放送・エフエム石川

同時開催<ミニコンサート>
加賀象嵌と音楽のコラボレーション「小宇宙」
■演奏 ツルノリヒログループ
■日程 ★12月18日(土) [1] 11時30分〜 [2] 15時30分〜
  ツルノリヒロ(Violin)/Ayako(Cello)/永島広(Guitar)
★12月19日(日) [1] 11時30分〜
  ツルノリヒロ(Violin)/永島広(Guitar)
■場所 しいのき迎賓館正面受付エントランス

2011年宗桂会カレンダー『加賀象嵌の小宇宙』完成です!
 この度、昨年に引き続き、平成23年版カレンダーを制作いたしました。今回は、人間国宝である中川 衛先生を初め、村上浩堂氏、坂井貂聖氏の作品に焦点を当て、「加賀象嵌の小宇宙」と題して、加賀象嵌の400年の歴史と伝統、磨きぬかれた技に裏打ちされた現代の加賀象嵌の魅力を表現しています。
 カレンダーは「金沢・クラフト広坂」にて販売(1,200円)いたしております。詳しくは宗桂会までお問合せください。

■問合せ/財団法人宗桂会 TEL.076−257−4277
★また、財団賛助会員にお申込いただいた方には(賛助金:個人賛助1口2,000円/年)プレゼントいたしております。
賛助会員の特典・お申込はこちら

坂井貂聖さん、日本伝統工芸展にてNHK会長賞に
●2010年9月22日〜10月4日
●東京 三越本店

 第57回日本伝統工芸展の鑑査、審査結果、石川県内から5人が優秀賞、1人が新人賞を受賞し、そのうち金工からは坂井貂聖さんの「接合象嵌花器『回峯行』」がNHK会長賞を受賞しました。
 一度に6人の入賞者がとなったのは平成4年以来18年ぶりの快挙。同工芸展は東京三越本店での開催のあと、10月29日から11月7日まで、石川県立美術館にて開催されました。

加賀象嵌の体験教室を開催しています
●2010年9月より毎週火曜日
●宗桂会館

 9月より毎週火曜日に、宗桂会館にて前田真知子さん講師による「加賀象嵌キーホルダー・ペンダントトップ作り」の体験教室を実施しています。時間は13時から2時間程度で、1回の教室で作品が完成となりますので、気軽に参加いただける教室となっています。 多くのみなさんに加賀象嵌のすばらしい技法と作品について触れてもらえればと思いますので、この機会に一度体験してされてはいかがでしょうか。

■体験料/1500円(材料費込み)要予約
■問合せ/財団法人宗桂会 TEL.076−257−4277

坂井貂聖さん工房で「金沢手づくり塾」
●2010年9月4日
●ギャラリーセーブル

 金沢市の「金沢手づくり塾」のひとつとして、坂井貂聖さんの工房にて、加賀象嵌のネックレストップづくりの教室が行われました。好きな形の銀のベースを選び、そこに純金を象嵌していくというもの。加賀象嵌ならではの細やかな技法をつかって仕上げるオリジナル作品に、参加者も大満足の体験となりました。

第5期「加賀象嵌・彫金専門塾」スタート
 本年5月より、新たに第5期「加賀象嵌・彫金専門塾」がスタート。中川 衛氏指導のもと、金工基礎教室生徒5名、金工専門教室5名が、平成25年3月までの3年間かけて、象嵌、彫金の技術を習得することとなりました。それぞれの教室には、村上浩堂さん、坂井貂聖さん、前田真知子さん、西川美穂さんらが講師を務め指導にあたっています。

ソウル大学より宗桂会館見学に
●2010年5月11日
 今春、宗桂会館に、韓国のソウル大学からのお客様をお迎えしました。来館されたのはソウル大学工芸科の教授と学生の方々。加賀象嵌作品の数々を鑑賞したほか、技法の体験を交えながら、加賀象嵌という伝統技法について理解を深めてもらいました。

しいのき迎賓館
オープン記念特別展

●2010年4月10日〜5月13日
●石川県政記念しいのき迎賓館ギャラリー

今春、旧県庁舎を改築した多目的施設「しいのき迎賓館」が開館となり、オープン記念特別展として『石川とルイ・ヴィトン ものづくりへのこだわり』が開催されました。特別展の企画実施、石川の出品作品の選定、構成などは、宗桂会評議員でもある金沢学院大学美術文化学部の山崎達文教授が担当。石川県の高度な工芸の技と美の伝統を、ルイ・ヴィトンの製品製造へのこだわりの歴史に位置するかたちで紹介する、しいのき迎賓館ならではの企画展となりました。

ホテルのロビーで象嵌実演
●2010年4月3日・17日 5月1日・2日・3日・4日・22日
●金沢白鳥路ホテル

月浦工房で作家活動に励む松川明日香さんが、今春、金沢白鳥路ホテルのロビーで作品づくりを実演。ホテルが利用客へのサービスとしてのほか、実演を通じて若手の伝統工芸作家の育成につながればと企画したもので、ネックレスやピアスなど、松川さんの作品の展示販売も行われました。

実演中の松川さん

金澤の金工・3人展
「ジュウリーから加賀象嵌」

●2010年3月16日〜22日
●金沢21世紀美術館 市民ギャラリー

坂井貂聖さん、小早川眞理子さん、竹松歩さん3人の金工作家による作品展が金沢21世美術館で開かれ、加賀象嵌の花器から帯止め、花のかたちのアクセサリーなど、3人それぞれの感性光る作品200点が展示されました。

展示会場の様子

第66回金沢市工芸展
宗桂会賞は久米圭子さんに

●2010年3月3日〜8日
●めいてつ・エムザ8階催事場

陶芸、染色、漆芸、金工、木竹工、織物、人形、ガラス、紙など各分野の作家たちが出展する金沢市工芸展が本年も開催され、宗桂会賞には久米圭子さんの盛器「みなも」が選ばれました。また、世界工芸都市宣言記念賞に月浦工房で作家活動に励む坂井直樹さん(金沢市工芸協会会員)の作品「それぞれの風景」が受賞となりました。
宗桂会賞受賞作品・盛器「みなも」 H6.5×W19×D10(cm)
上面(銅と銀)と本体(銅)を別々につくり、最後に接ぎ合わせという技法を用いてロウ付けして仕上ています。
水紋を表現するため、曲面に一つ一つドリルで穴を開けてから糸鋸でくり抜いて透かし彫りを施してします。
光り輝く水面をテーマとし、黒く染まった銅の間から、きれいな銀色が浮かび上がるようにすることで、水面を表現。

伝統工芸体験教室
「加賀象嵌ペンダントづくり」

●2010年2月12日〜2月26日の期間中3回
●金沢能楽美術館

本年度も村上浩堂さん指導のもと、伝統工芸体験教室が開催されました。加賀象嵌の技術に自ら触れ、その伝統技術のすばらしさを体感してもらえる貴重な体験教室です。今回は金属を彫る練習からはじめ、実際にキューブの形をした金属に象嵌を施しペンダントに仕上げました。教室には5名が参加。中には象嵌に欠かせない道具のひとつ「鏨」<たがね>づくりを経験済みという方も。曲線を彫るのは難しく、みなさん真剣に作品に向かって鏨をあて作業をすすめていました。



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